2023年7月下旬に1泊2日の家族旅行(大人2名、子ども2名)で利用した共立リゾートの静岡 伊東温泉 ウェルネスの森 伊東 のレビューです。筆者が、このホテルを利用するのは4回目なので、すっかり慣れてリラックスできました。初めて利用される方の参考になるように情報を発信したいと思います。
ウェルネスの森 伊東 とは
リゾートマンションの一角を共立リゾートが利用しているような形態です。時折、不動産業者と思しき人物が客らしき人を連れて、歩いているのを見るので、販売や賃貸されている区画もあるようです。
基本情報
住所 | 〒414-0055 静岡県伊東市岡1348-3 |
TEL | 0557-38-7111 |
客室数 | 全98室(全室禁煙) アジアンビックスイートルーム 10部屋、ママ’sルーム&ダディ’sルーム 各1部屋 ペット同伴専用ルーム3部屋、スタンダードルーム83部屋 |
湯処 | 大浴場、サウナ、露天風呂 |
食事処 | 2か所 |
館内設備 | 売店、自動販売機、プール(夏期のみ)、卓球 |
駐車場 | 不明 |
チェックイン / チェックアウト | 15:00(最終 00:00)/ 11:00 |
部屋設備・備品 | テレビ、内線電話、湯沸かしポット、お茶セット、冷蔵庫、ドライヤー、ズボンプレッサー(貸出)、電気スタンド(貸出)、加湿器、個別空調、洗浄機付トイレ、ボディーソープ、リンスインシャンプー、ハミガキセット、カミソリ、くし、タオル、バスタオル、くつろぎ着の作務衣、スリッパ、金庫 |
キャンセルポリシー | キャンセル料は、以下の通り頂戴いたします。 ・7日前~5日前 宿泊料金の10% ・4日前~3日前 宿泊料金の20% ・2日前~1日前 宿泊料金の50% ・当日(ご連絡有り) 宿泊料金の80% ・当日(ご連絡無し) 宿泊料金の100% ※ご予約頂いたプランによって取消料が異なる場合がございます。 ※15名様以上の団体は直接宿にお問合せください。 |
条件・その他 | 入湯税が別途必要です。(ご1泊につき6才以上お一人様150円) 4歳〜5歳のお子様は大人のご宿泊代金の50%が必要になります。 3歳のお子様は寝具・食事不要の場合も施設使用料2,200円(税込)が必要になります。 ご夕食の最終受付は20時となります。 (20時を過ぎる場合はお召し上がり頂けない場合がございますのでご了承ください) 大人様の男女内訳をおしらせください。 |
ウェルネスの森 伊東 外観

ウェルネスの森 伊東 アクセス
電車の場合

東京からくる方は、東京から新幹線経由ではなく、踊り子号を使って来られたほうが楽だと思います。熱海までは新幹線で快適に来られるのですが、JR伊東線は単線の電車でダイヤが乱れることがあります。しかも繁忙期には混み合いますので、座れないことも多く、意外と苦労する印象があります。
また、以下のような位置にあるので、電車で来られる方は、南伊東駅から歩けばいいのでは?と思う方も多いと思います。平坦な道を歩くだけですので全く無理ではありません。ゆっくり歩いても15分くらいです。ただ、周囲には土産物屋などは全くありません。コンビニがあるくらいですので、歩いて観光をすることは全く考えない方が良いと思います。
東京方面から電車で来る場合に、筆者がオススメするのは、東京駅から踊り子号で伊東駅まで来て、そこから送迎バスを使うことですね。伊東からの送迎バスについては、利用者は確かにいますが、それほど混んでいる印象はないです。

車の場合
筆者は、これまで4回ウェルネスの森 伊東に宿泊していますが、そのうち3回車で行きました。筆者は電車でのんびり行きたいのですが、子どもたちが車好きで、どうしても車になってしまいます。その3回のうち2回は以下の真鶴道路 -> 熱海ビーチライン -> 国道135号のルートでいきました。ゴールデンウィークや夏季に行っている割にはひどい渋滞には巻き込まれていません。
1度だけ別のルートで行ったことがあります。小田原西インターチェンジ付近でのんびり運転していたら箱根新道に入ってしまい、箱根峠から十国峠を経由して伊豆スカイラインを通り、亀石峠から宇佐美のあたりで国道135号に抜けました。このときは晴天に恵まれてとても気持ちよく走れたのですが、十国峠を越えて伊豆スカイラインに至るまでは、結構な山道なので、天候の悪い日は注意が必要です。

車で行く場合には、予約フォームに交通手段を入力する箇所があるので、そこで車で行くことを指定しなければいけません。マンションの居住者との絡みだと思うのですが、それほど駐車場は多くない印象です。筆者は、これまで車を止められなかったことはありませんが、車を駐車する際には車で来館する人のリストをもってチェックしています。
チェックインと夕食の予約
チェックインは15:00ですが、少し前から始まっている印象があります。15:00にフロント付近は結構混み合います。隣接している食事会場も開放してくれて、ウェルカムドリンクなどもふるまわれますので、待つことがそれほど苦ではありませんが、時間がかかることは覚悟しておいた方が良いです。
休日前・繁忙期の夕食は、17:30開始と19:45開始の2部制となっていて、チェックインと同時に夕食の予約をします。筆者の家族は子どもが待てないので、今のところ17:30開始の部しか利用したことがありません。どちらが人気があるのかはよく分かりません。
夏季限定ガーデンプール

1度しか利用したことがありませんが、とても気持ちのいいプールです。いつから利用開始になるのかは、ホテルのホームページでは確認ができませんので、事前に電話で確認するのが良いと思います。尚、2023年は7/22(土) 13:00から開始でした。
プールの利用は、ウエルネス棟という風呂などがある建物の3階に更衣室があり、そこから屋上に階段で上がっていきます。風呂は15:00以降でなければ利用できないようですが、風呂の更衣室とは別にプール用の更衣室があります。したがって、チェックイン前にガーデンプールを利用する場合には、一度荷物をフロントに預けて、水着などの最低限の荷物をもってプールに行くことになります。尚、プール用の更衣室は、3つの区割りされた区画を利用者で順番に使っていく形です。筆者は1度しか使ったことがなく、そのときはチェックイン前の利用で混雑していなかったのですが、もしかすると、プールを利用する人が増えると待たされるかもしれません。
チェックイン後でしたら、部屋で着替えてプールに行くこともできます。宿泊する建物の6階とガーデンプールが繋がっているので、特に部屋が6階の方は、更衣室で着替えるよりも、部屋で着替えたほうが楽だと思います。
尚、晴天時にはプールサイドはとても暑いので、サンダルがあった方が良いと思います。筆者は荷物になるのが嫌で素足でしたが、子どもたちは熱そうでした。
水着着用の温水運動浴プール


こちらは、一年中利用可能なプールです。プールといっても遊泳禁止は禁止されています。基本的には歩いて楽しんだり、ジェットバスを楽しんだりする場所です。”水着着用”という点に関して、男性の方は気にしておいた方が良いことがあります。それは、ここを利用していて上半身裸の人はあまりいないということです。ラッシュガードを着ている人がほとんどですので、注意した方が良いと思います。上半身裸でダメということは無いのですが、ラッシュガードを着ている人ばかりなので、ラッシュガード無しだと居づらい感じになるかもしれません。
このプールに行くには、風呂の更衣室(ウエルネス棟3階)で水着を着て、一度更衣室を出て、ウエルネス棟2階にあるこのプールに行くという手順です。おそらくチェックイン前の利用はできないと思います。ちゃんと確認したことがないので定かではありませんが、たぶん無理です。
尚、こちらのホテルは、風呂にビニール袋が常設されていて、濡れている水着をビニール袋に入れて部屋まで戻れるので、とても配慮が行き届いていると思います。
風呂
伊東といえば温泉です。ウエルネスの森 伊東では、とても清潔感のある温泉が用意されています。名物は天空の湯という建物の屋上部分につくられた露天風呂です。

こちらは、1つしかないので、時間で男風呂と女風呂を切り替えて、男女共に利用出るようになっているようです。天空の湯以外には、以下のような室内のものと半露天のような温泉があります。


筆者は、いつも夜と朝の2回、温泉に入ります。とても気持ちが良いです。ボディーソープ、シャンプー、コンディショナーは備え付けがあります。髭剃りや串なども脱衣所にあります。
部屋

部屋は、置いてある家具などは変わるにしても間取りはどの部屋も同じだと思います。120㎡ の部屋でとても広くてのんびりできます。和洋の大きなリビングがあって、ベッドが2個置いてある寝室が2部屋あります。基本的にはリゾートマンションとして長期滞在できる仕様になっているので、風呂や洗面台、トイレ、キッチンなどもしっかりありますし、冷蔵庫及び洗濯機もあります。冷蔵庫はビジネスホテルにあるような小型のものではなくて、家庭用の大きなものが備え付けられています。洗濯機は、濡れた水着をあらったりするのに便利です。
家族4人では持て余してしまうくらいの広さがあり、このホテルの大きなウリの1つなのだと思います。
最近のビジネスホテルでよく見るスマホなどを充電するためのUSBコンセントはありませんので、充電器の準備はしておいてください。館内はWifiが使えます。つながりにくいということは全くなくて、快適に利用できます。
作務衣は、フロントのある2階で自分のサイズに合ったものを選んで、各自の部屋に持っていきます。作務衣の置き場所は、フロントの横ですので、チェックイン時に持っていく方が多いです。
このホテルは、エレベーターが2基しかない点が敢えていうならば欠点なのだと思います。みなさん荷物が大きいですし、家族連れで来ていますので、エレベーターを待っていて乗れないということも多々あります。
Wi-Fi | 全館でWi-Fiをご利用いただけます。(無料) |
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キッチンルーム | 各部屋にキッチンを完備。冷蔵庫や電子レンジ、ケトルをご用意。連泊の際の昼食をつくったり、地元で買った新鮮な食材を調理したり。(食器セット・炊飯器・ホットプレートなど、便利なキッチンセットの貸し出しも行っています。)※一部有料 |
洗濯機 | 室内に洗濯機を装備。連泊の際にも汚れ物がたまらないので、持ってくる荷物も少なくて済みます。室内干し用の竿もご用意しています。 |
作務衣 | 「旅館の浴衣で寝ていて、朝起きたらすっかりはだけていた」という経験はありませんか?当館では上下に分かれた部屋着(作務衣)をご用意。お子様用も取り揃えています。 |
出前サービス | 自宅で出前を頼むときのように、出前を直接部屋まで届けてもらうことができます。メニューはフロントにございますので、お気軽にお声がけください。 |
ボードゲーム貸し出し | オセロ・人生ゲーム・トランプなどの貸し出しを行っています。 |
- お部屋に飲物・夜食などの持込OK。
- 歯ブラシ、タオル、バスタオル、シャンプー、ボディソープ、ドライヤーなどはお部屋にご用意しています。
- タオルの交換はフロントまでお気軽にどうぞ。

夕食
入り口でグループごとに机を案内されます。会場が2つあり、会場の指定はできないようです。

ビュッフェ形式です。宿泊プランでアルコール飲み放題付きのプランの方は、ソフトドリンク以外にアルコールも飲み放題となります。アルコールの飲み放題は60分の制限があることに注意です。飲み放題のアルコールは、生ビールとワイン(赤・白)、サワー、日本酒、焼酎など一通りはあります。
共立リゾートの宿泊予約の際に、中学生や高校生が”大人”の扱いになってしまうので、アルコール飲み放題付きのプランを選択してしまうと、中学生や高校生の分までアルコール飲み放題の料金がかかってしまいます。こういう場合は、アルコール飲み放題の無いプランで予約して、当日食事の際に飲み放題をつけることができます。これは、実際に筆者の家族でやりましたし、ホテルにも、それができることを確認しています。
食事はとても美味しく頂けます。筆者は特に刺し身と天ぷらが好きです。刺し身はイカとタイ、時期によってはマグロがでることもあります。特にイカはとても美味しいです。このあたりはイカが名物のようで、国道135号を車で走っていると、イカの一夜干しを販売している店がとても多いことが分かります。
夜鳴きそば

共立リゾート、ドーミーインといえば、夜鳴きそばです。これを楽しみにしている人は多いと思います。このホテルでも、無料でこのそばを頂くことができます。
ただし、このホテルでは提供時間が23:00~24:00となっていて、他の系列のホテルと比べてとても遅いです。小さな子どもさんはなかなか起きていられないかもしれません。食事する場所は広いので、食べる場所が無いということはありませんが、23:00の開始時点では結構混み合います。そばが出来上がるまでに結構待つことになります。
ただの醤油ラーメンなのですが、素朴な味がとても美味しいです。このホテルに来たら、これを食べないととても残念な気持ちになるので、混んでいるのが分かっていても、必ず食べにいきます。
朝食

夕食と一緒でビュッフェ形式です。ソフトドリンクは飲み放題です。食事の会場は夕食と同様に2箇所あって、スタッフに案内されます。部屋を選ぶことはできません。
和洋中さまざまな食事が並んでいて、どれも美味しくいただけます。筆者がオススメなのは、海鮮丼です。以下の写真の左側にあります。これを一人何個でも頂くことができます。とにかく、このホテルはイカが美味しいですね。

チェックアウト
チェックアウトは、11:00です。特にフロントが混み合う感じはありません。事前精算は無いように思います。
いかがでしたでしょうか。最後までお読み頂きまして誠にありがとうございました。
